【寝起きスッキリ!】朝に聴きたいクラシック音楽
こんにちは!
皆さん、朝はどのように過ごしていますか??
- ダラダラしてしまう
- なんだかバタバタしてしまう
- まだ寝ていたい
こんな方は、是非音楽を流してみましょう。
寝る前に音楽を聴いて、睡眠の質を高めることも大切ですが
朝に音楽を聴くと、頭の中が整理されてスッキリとし、
生活の質を高めることができます。
坂田の息子たちは結構ギリギリに起きてくるのですが
音楽をかけたところ、落ち着いて行動してくれて
余裕をもって準備も間に合いました。
怒鳴らずにすんだよ
お仕事に行かれる方ももちろん、
お子さん、親御さんもぜひ音楽を流してみて下さい。
ということで、今日は
- 朝に音楽を聴くメリット
- 朝に聴きたいお勧めのクラシック音楽
についてお話していきます。
目次
朝に音楽を聴くメリット
脳が活性化
朝に音楽を聴くと、無意識に脳が音楽を処理しようと活性化していきます。
また、音楽を聴くと『ドーパミン』の分泌量が増え、前頭葉が刺激されます。
前頭葉は運動や学習、記憶、思考、理解など多くの機能に関わっているため、刺激されることで情報を処理する集中力がUPし、ポジティブで意欲的になる効果が期待できます。
慌ただしい朝でも、頭の中がスッキリ整理されると落ち着いて行動できますし、モチベーションが上がりますね。
疲れやストレスを軽減
例えば、自然の音やヴァイオリン、ピアノなど透明感のある『ゆらぎ』の音楽、また心地良い音楽を聴くと脊髄から脳にかけての神経系を刺激して、リラックスさせてくれます。
そういった音楽によるリラックス効果は脈拍数と心拍数を平常値に戻したり、血圧を下げたり、ストレスホルモンを減少させてくれます。
またリラックスすると、緊張した筋肉を緩め、血行を促進するため、前日の疲労を軽減してくれます。
幸福感の向上
音楽を聴くと『セロトニン』が分泌されます。
セロトニンは、ノルアドレナリン(怒りのホルモン)やドーパミン(快楽ホルモン)の暴走を抑えて、心のバランスを整えてくれるので、精神的な安定が得られるとされ、『幸福ホルモン』と呼ばれたりしています。
また、スッキリとした意識にさせる、朝起きる時、身体を活動する状態にさせる働きがあるので、ぜひ朝に分泌したいホルモンですね。
朝は一日の始まりなので、力が湧いてくる雰囲気作りが大切です。
自分の好みの音楽が一番ですが、
歌詞がなく、リラックス効果の高いもの
がお勧めです。
もし、疲れがぬけない、不安なことがあるなどで、
すがすがしい音楽に気持ちがのらない時は、音楽を変えてみましょう。
不安や緊張で落ち着かない時の音楽も聴いてみてね
朝に聴きたいお勧めのクラシック音楽
朝にはどのような曲が合うのでしょうか。
たくさんお勧めがあって選べなかったので、
3つの部に分けてご紹介していきます。
目覚め用
ヘンデル ハープ協奏曲 第1楽章
軽やかなハープの音色がかわいらしくもあり、とても美しい曲です。
クライマックスのような場面がないのですが、
そこが反対に最後まで安心して浸ることができます。
メンデルスゾーン 無言歌集『春の歌』
幸福感が感じられますね。
装飾音符が「ポロロン」と軽やかさを表現してくれて
爽やかな春を思わせる曲です。
モーツァルト ディヴェルティメント第17番第3楽章
テンポが速すぎず優しく起きれます。
途中からだんだん華やかになってきますが、
重厚すぎず、寝起きにはちょうど良くて元気に起きれそうです。
ハイドン 弦楽四重奏第17番第2楽章
旋律が優しくて美しいです。
その伴奏がピッチカートで軽やかさも感じられます。
明るすぎず、暗すぎず、静かで穏やかな曲です。
ベートーヴェン 田園
自然の豊かさと落ち着きが曲に表れていて
爽やかに目覚めさせてくれます。
朝ごはん~身支度
身体が動いていくような音楽だよ
ハイドン トランペット協奏曲
トランペットの曲だけあって、
力が湧いてくるような曲で、華やかです。
のびやかなトランペットの音が爽やかな気持ちにしてくれます。
朝なので第1楽章がお勧めですが、第3楽章の方が聴いた事があるかもしれないですね。
エルガー 愛のあいさつ
エルガーが婚約の贈り物として捧げた曲です。
愛のあるメロディーにうっとりしながら朝を過ごせそうです。
ゴセック ガヴォット
メロディーを聴いた事がある方は多いかと思います。
楽し気なメロディーは、朝の支度を楽しい気持ちにさせてくれます。
シューベルト 交響曲第5番第1楽章
曲の始まりが、優しくさわやかです。
だんだんシューベルト感がでてくるというか、力強さがでてきます。
激しすぎず、力が湧いてくる曲です。
戦闘力アップ
ドリーブ バレエ『コッペリア』第1幕ワルツ
クラシックバレエの音楽ですね。
ワルツの3拍子が身体を動かしたくなってきます。
穏やかなメロディーとシンプルな伴奏が朝の気分にちょうど良いです。
ボッケリーニ 五重奏曲第3楽章
温かくて明るい名曲ですね。
心和む雰囲気は、聴く人をリラックスさせてくれます。
シュトラウス2世 ワルツ『美しく青きドナウ』
オーストリアがどんよりと沈んでいた時代、
明るさと朗らかさを取り戻そうと依頼された曲です。
新しい一日の始まりを明るくしてくれます。
ジョプリン ジ・エンター・テイナー
軽快でリズミカルな音楽で大人気です。
躍動感あるメロディーは親しみやすくて、しばらく口ずさんでしまいます。
クラシックとアフリカ系アメリカ人のハーモニーとリズムの融合なのだ
モーツァルト 歌劇『フィガロの結婚』 序曲
とても軽やか!
日々のストレスなど吹き飛んでしまうような生命力のある音楽です。
ぐっと気合を入れたい時にお勧め!
ベートーヴェン 田園
またかよ!と思われるかもしれないのですが、
推進力のある楽し気な音楽は食事時や準備時にもお勧めです。
坂田の息子たちは最近これを聴きながら準備してるよ
二度寝用
是非朝に聴きたいのですが、癒されて思わず二度寝しそうな曲です。
あと5分寝たい時や、夜中に目が覚めてしまった時に聴いてみて下さい。
マルティーニ 愛の喜び
美しいなかに、どこか切なさを感じるのは、
女性に捨てられてしまった男の人の歌だからですかね。
中には胸がキュンとする方もいらっしゃるかもしれません。
キュンとすると幸福フェロモンのセロトニンが分泌されますよ。
キュンとしなくてもいいよ!寝よう!
ドヴォルザーク 弦楽セレナーデ
お母さんの懐に抱かれているような感覚に包まれて
安心するような切なくなるような気持ちになります。
だから二度寝しそうになるのかもしれませんね。
ワーグナー ジークフリート牧歌
リズミカルで明るい曲ではないです。
素朴で優しい音楽のなかにも、どこか神秘的。
ゆったりとした曲調が明け方の広大な土地を感じさせて、落ち着きます。
ただ最後盛り上がっていくので、若干起きます。
以上、朝にお勧めのクラシック音楽でした。
好みのものを選んでほしいのですが
たくさんあって迷う方は、とりあえず『田園』をおさえておけば大丈夫だ!
頭のスッキリ感、気持ちが落ち着いて行動できて
爽やかなスタートが切れる
そんな朝を迎えられるお手伝いができたら嬉しいです。
ここまでご覧くださってありがとうございました!
まだまだ駆け出し中ですが応援いただけると嬉しいです。
坂田
ききたい
【暑さ対策】涼しくなるクラシック6選
こんにちは!
坂田です。
梅雨明けはまだ発表されませんが、晴れて暑い日が出てきました。
猛暑ですね。
さまざまな暑さ対策の商品がありますが、
ここでは、音楽を聴いて涼しさを感じてみましょう。
ということで、今日は
- 音楽がもたらしてくれる効果
- 暑い時におススメの音楽
についてお話していきます。
目次
音楽がもたらしてくれる効果
音楽聴いただけで涼しくなるの?
と思いますよね。
もちろん、物理的に気温を下げるのは無理です。
注目するのは『心理』の部分です。
自律神経のバランスを整える
自律神経が乱れると、多汗の原因にもなります。
顔だけに汗をかく、身体の一部分だけやたらと汗をかくなど、ありませんか?
また、自律神経が整うことで、涼しさを感じやすい身体にしてくれます。
涼しい記憶に働きかける
脳が涼しいと勘違いすることで、体感温度を下げることが期待できます。
風鈴の音や川のせせらぎなど、風や水を感じると涼しくなりますよね。
そのイメージで脳が勘違いして身体に作用することがあります。
心頭滅却すれば火もまた涼し
暑い時におススメのクラシック
風鈴や川のせせらぎを録音したヒーリング音楽も沢山あるのですが、
中には飽きてしまうという方(私)もいるかと思うので
クラシック音楽を紹介していきます。
ドビュッシー アラベスク第1番
川の水が静かに優しく流れるような音楽が涼しさを感じさせてくれます。
音の粒がキラキラしていてとてもきれいな曲です。
グリーグ ペールギュントより『朝』
広大な草原をイメージさせるような爽やかな音楽です。
本当は舞台劇のサハラ砂漠の朝のシーンのための曲だったのですが、
グリーグは砂漠を見たことがなかったのでこんな感じになったそう。
どちらにせよ、熱せられたアスファルトと大量のセミの声とジメジメとした空気で迎える朝ではなく
すがすがしい気持ちになりますね。
サンサーンス 動物の謝肉祭より『水族館』
音の粒がキラキラシリーズ2です。
すこし怪しげで神秘的な音楽ですね。
水の中の泡と、ゆらゆらと泳ぐ魚を想像できます。
ラヴェル 水の戯れ
音の粒がキラキラシリーズ3です。
こちらは噴水のような美しい水がイメージができる音楽です。
ですが、流れて岩にぶつかったような場面を想像できたり
水の中にも物語性を感じます。
聴きいっていると暑さを忘れます。
ヘンデル 水上の音楽 組曲第3番
舟遊びの為に作られたので、明るく開放的な音楽です。
沢山の曲からなる組曲で、第2組曲のアラ・ホーンパイプがもっとも有名です。
アラ・ホーンパイプは涼しくなるクラシックとしても紹介されているのですが、
第3組曲の方が涼しく感じるので、ここでは第3組曲をお勧めします。
Sarabande Regaudon MenuetⅠ MenuetⅡ Bourree Ⅱ
ぶっ通しで聴きたい方はこの動画を聴いてみてね
メンデルスゾーン 真夏の夜の夢より間奏曲
原作はシェイクスピアの『夏の夜の夢』で、劇音楽ですね。
真夏の夜の夢というタイトルだけど最近感じる猛暑のことじゃないよ。
間奏曲は、娘が恋人を追いかけて険しい森に入っていく様子から、
前から愉快な木こりたちが登場するシーンの音楽です。
水のイメージはないのですが、初めの曲調から涼しく感じます。
以上、
暑い時におススメのクラシックでした。
もちろん、物理的に温度が下がるわけではないので、
水分補給、空調の管理などに気を付けながら
音楽を楽しんでもらえたら嬉しいです。
ここまでご覧くださってありがとうございました!
まだまだ駆け出し中ですが応援いただけると嬉しいです。
坂田
【うつ気味?】気分が沈んだ時は音楽を聴いて心を休めよう
こんにちは!
坂田です。
最近動くのがつらいし、感情もよく分からなくなったんだけど。
これって、うつなのかな?
と思ったことありませんか?
今回は
・うつについて
・気分が沈んでいる時におすすめの音楽
についてお話していきます。
元気がないと悲しいよ。ゆっくり休んでね。
目次
これってうつ?うつの症状
うつとは、具体的にどんな症状があるのでしょうか。
紹介していきます。
精神的症状
・気分が落ち込む
・喜んだり楽しんだりできない
・今まで好きだったことがやる気になれない
・テレビや新聞をみてもおもしろくない
・集中できない
・会話や本などの内容が頭に入ってこない
・毎日生活に張りが感じられない
身体的症状
・食欲がなくなる、または過食になる
・眠れない、朝早く目が覚める、夜中に何度も目が覚める
・何を食べてもおいしくないし、食べるのも億劫
・疲労感、倦怠感
心と身体はつながっていますので、
心が不調になると、身体にも不調が表れます。
ほとんど当てはまるという方は、
精神科、精神神経科などの医療機関を受診してみても良いかもしれません。
なぜなら、自分の症状や生活、性格に合った治療法を考えてもらえるからです。
病院に行くこと自体が億劫になる前に、改善したいね。
気分が沈んだ時の改善案
うつの場合の薬での治療は病院の先生からしか提案はできませんが、
気分が沈んだ時、普段の生活での改善案を紹介します。
休養
フル回転で毎日を頑張ってきた方は、一度ブレーキをかけてあげましょう。
新たに自分のペースをつかむきっかけになります。
何かしないといけない、休むことは罪、そんなことはない!
環境を整える
睡眠の環境、食事の環境、ゆっくりこころと身体を休める環境を整えましょう。
もし難しい場合は入院という手もあります。
適度な運動
適度な運動は気分転換にもなりますが、
体力がつくことによって集中力が上がる、ストレスに対する耐性がついてくる、睡眠の質を上げる
などの効果も期待できます。
日光を浴びる
気分が沈むのは脳のセロトニンの減少も一因と考えられています。
週に3回、1日15分ほどから続けてみましょう。
また、朝に日光を浴びると、睡眠ホルモンの『メラトニン』が減少します。
すると夜にメラトニンが分泌されてくるので、睡眠のサイクルができやすくなります。
ちゃんと寝ないと身体の緊張もとれないし、不安感や恐怖心が強くなるよ
音楽を聴くメリット
うつにも、音楽療法も用いられることがあり、気分が沈んだ時にもぜひ音楽を活用してほしいです。
では、音楽を聴くことで、どんな効果が期待できるのでしょうか。
左脳を休める
左脳は、読み書き、計算、言語、論理的思考など、普段の生活でとても頑張ってくれています。
沈んだ気持ちが強い時は、左脳の血流が低下している傾向がある、という研究結果があります。
そこで、歌詞がない音楽(クラシックなど)を聴くと右脳が活発になり、左脳を休めることができます。
自律神経を整える
音楽は自律神経に働きかけ、心身の疲労や緊張を緩和させる作用があります。
そのため、自律神経を正常に機能させる手助けになる効果が期待できます。
段階的に気分を上げていく
音楽の内容からも、自分の身体に合わせて、
ゆっくりと気持ちを落ち着かせることも期待できます。
- リズムを感じて、本能的なものを感じます。
- 和声と旋律の協和を感じて脳を刺激し、感覚的なものを感じます。
- 気分に合った音楽を聴いてみて、感傷的なものを感じます。
- 人間の連想を刺激する音楽を聴き、現実世界へ戻ってきます。
無理に最初からテンション上げなくても良いのです
気分が沈んだ時におススメの音楽
今日は、うつ気味な時に効果的な音楽、リズムを感じやすい音楽を紹介していきます。
ビゼー カルメン第1組曲から間奏曲
透明感があって、繊細な質感が魅力的で、癒しの音楽としても人気です。
短い曲で聴きやすく、心にしっとりと響きます。
アルビノーニ 弦楽とオルガンのためのアダージョ
哀愁がある音楽も魅力ですが、
低音のリズムを感じるのが心地よく、心を落ち着かせてくれます。
モーツァルト 弦楽四重奏第17番第2楽章
暗すぎず明るすぎず、リズムを感じられる楽しい曲です。
本当に聴きやすい。
少し明るい曲を聴きたくなったときに、気持ち的にしんどくなく聴けます。
モーツァルト バイオリン協奏曲第4番
副交感神経を刺激する音域があるとして有名です。
1楽章は、冒頭の軍隊ラッパを思わせる重厚な音楽が、圧力を感じさせます。
明るく若々しい音楽が楽しめます。
最初聴いたときには少ししんどいかもしれないと感じましたが、
2楽章を聴いて戻ってきたらとても聴きやすく、明るい音楽が気持ちをスッキリさせてくれました。
2楽章は落ち着いて穏やかな音楽です。
スタッカートの伴奏の上にヴァイオリンが旋律を奏でることで、
リズムを感じ、聴きやすく心が落ち着きます。
3楽章は優雅で軽やかなロンドです。が、いろいろ音楽の形が変わっていくので面白いです。ロンドや6/8拍子(細かい3拍子)が好きな方は好きかもしれません。
明るい音楽ですが、聴いた後は穏やかな気持ちになります。
二胡演奏
モーツァルトと並んで、副交感神経を刺激してくれるものとして二胡も勧められています。
二胡は心を揺さぶる不思議な音色。
華やかなメロディーにもどこか哀愁を感じます。
あまり馴染みのない楽器ですが、音色がもつ力を是非感じてみて下さい。
以上、
気分が沈んだ時におススメの音楽でした。
坂田もたまに、気分が沈んで感情も分からなくなることがありますが、
寝たいだけ寝て、お酒を飲みたいだけ飲んで、
寝る前に音楽かけて、死んだように寝て、少し落ち着きます。
なかなかそんな環境を作ることが難しい方でも、
寝る前の10分、自分の為にあててみてくれると嬉しいです。
その10分に音楽も入れてくれると嬉しいです。
ここまでご覧くださってありがとうございました!
まだまだ駆け出し中ですが応援いただけると嬉しいです。
坂田