【PMS】無気力な気持ちに寄り添うクラシック音楽
こんにちは！
坂田は今絶賛PMSに悩まされています。
急に、はらわたが煮えくり返るくらいイラッとしたり
無気力になったり、
悲しいわけではないけど、心にぽっかり穴が開いたような
そんな気持ちになったりします。
今日は女性特有の悩みでもある
について、お話していきたいと思います。
- PMSの精神的な症状とは
- 心の不調に寄り添うクラシックお勧め7曲（無気力編）
PMSの不快な症状は200種類以上とも言われています。
人によっても、その月によっても症状は様々です。
男の人もよく理解して、奥さんや彼女さんを支えてあげてね
目次
PMSの症状とは
PMSとは、月経の1～2週間前に起こる、心身の不快な症状のことです。
人によって症状の出かたは様々ですが、
どのような症状があるのかみていきましょう。
精神的症状
- イライラする
- 憂鬱な気持ちになる
- 不安な気持ちになる
- なんでもないことで泣いてしまう
- ぼーっとする
- 集中できない
- 攻撃的になる
- 無気力になる
身体的症状
- 肌荒れ、ニキビ
- 体重が増える
- 下腹部が張る
- 眠たくなる
- だるい
- 頭痛がする
- むくむ
ここで挙げたものも一部ですが、
たくさんの不調が感じられることが分かりますね。
最近では、PMSで休暇をとれる会社もちらほら出てきています。
PMSってなんで起きるの？
女性ホルモンの急激な変動が、様々な症状の原因になっています。
セロトニンの減少
脳内の「セロトニン（幸福ホルモン）」が減少して
不安定な気持ちになってしまいます。
セロトニンは、胸がきゅんとすることで分泌されるので、
胸キュンするクラシックもぜひ聴いてみてね。
自律神経の乱れ
女性ホルモンは自律神経をコントロールするはたらきがあるため、
女性ホルモンが急激に変動すると、自律神経も乱れやすくなり、
眠気や不眠、身体のだるさなどを感じるようになります。
ホルモンによる働き
女性ホルモンは妊娠するための身体にするはたらきをします。
そのため水分を溜めこんで、むくみの原因になったり、
子宮内膜が厚くなって下腹部が張ったりします。
妊娠初期と同じような状態になるんだよね。
PMSへの対処法
PMSだ！と分かったら、どうすれば良いのでしょうか。
対処法を考えて、上手に付き合っていきましょう。
PMSの日記をつける
PMSの症状、気持ち、行動などを日記に書いておきましょう。
自分のでやすい症状や、症状の出る時期が分かりやすくなります。
また、症状がひどくて病院に行った時に、説明しやすくなります。
軽い運動をする
気分転換でストレス軽減にもなりますし、
代謝が上がることによってPMSをやわらげるといわれています。
ヨガやスクワット、ストレッチなどを、
入浴後などの体が温まっている時に10分間ほどするのがおすすめです。
無理をせずリラックスする
PMSの症状は、ストレスでも強くなるため、
疲れた時は、無理をせずリラックスするよう心がけましょう。
またPMSによって不眠や眠気などの睡眠の質が低下すると
些細なことで不安を感じやすく、ネガティブな気持ちになります。
リラックスをし、睡眠の質もあげてみましょう。
音楽を聴いて期待できる効果
では、音楽を聴く前に、
どのような効果が期待できるのか、みていきましょう。
リラックスにより、筋肉の緊張をほぐす
ストレスや緊張で、筋肉はこわばってしまいます。
リラックスをすると筋肉の緊張がゆるみ、肩こりや腰痛の改善が期待できます。
また、血流が良くなり、むくみを改善したり、疲れがとれやすくなります。
いろいろな気持ちを解消する
イライラした時は大音響でテンポの速い音楽、
憂鬱な時は優しく慰めるような音楽、のように
気持ちと同調の音楽を聴くことで、気分を安定させることが期待できます。
睡眠の質があがる
睡眠の質は、起きた時にとても実感します。
睡眠の質があがると、いつもと同じ睡眠時間でも、
目覚めた時の身体の重さや頭の重さが違います！
心の不調に寄り添うクラシックお勧め7曲（無気力編）
PMSをやわらげるために、明るい曲で気分を盛り上げるのも良いですが、
静かに、無気力に寄り添って
身体が沈んでしまうくらい力を抜いて、
いっそ抜け殻になってしまいたい
という為の曲を、
今回選んでみました。
気持ちと同調の音楽を聴くと、心が落ち着くんだよ
夜寝る前や、夜中や早朝に目が覚めてしまった時、
ぜひ無気力になって聴いてみて下さい。
ショパン ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 第2楽章
美しい響きで、このままどこかへ連れて行ってくれそうな曲です。
メロディーが綺麗で、本当に聴きってしまうし、心が穏やかになります。
バッハ 管弦楽組曲第3番『G線上のアリア』
卒業式とかでも流れていますかね。
無気力になって、改めて聞くと、
綺麗な中にも少し切なげで、感動します。
ドビュッシー 『月の光』
キラキラした音楽が、どこか非現実な感じがします。
現実的なことを考えないで聴きたいですね。
むしろ連れて行ってくれそうな気がします。
シューマン 『トロイメライ』
この曲を聴くと、なんだか懐かしい気持ちになります。
穏やかに、昔の素敵な思い出を思い出して、
ちょっとセンチメンタルな気持ちにもなりますが、
不思議と心が落ち着きます。
ラヴェル 『亡き王女のためのパヴァーヌ』
優しくて奥深く、趣があります。
少し悲しい感じがするのですが、
心が落ち着きます。
ヘンデル 歌劇『リナルド』からアリア（私を泣かせてください）
たぶん聴いた事がある方も多いかと思います。
ざっくり説明すると、
囚われの身の女性が、男性に告白をされますが、
別の愛する彼を思って歌った歌ですね。
優しいメロディーで、泣いてしまいます。
ベートーヴェン ソナタ『悲愴』 第2楽章
たそがれ時のような、少し寂しくて、
どこか心にぽっかり穴が開いたような気持ちを
優しく包み込んでくれます。
以上、
心の不調に寄り添うクラシックお勧め7曲でした。
気分が上がる曲ではないですが、
別に無理に気分をあげる必要はないから良いんです。
曲が自分の気持ちに寄り添うことで
心を穏やかにしてくれます。
ゆっくり休んでね
最後までご覧くださってありがとうございました！
まだまだ駆け出し中ですが応援いただけると嬉しいです。
坂田
